大阪てのひら怪談について思うこと等

気が付けば今年で「てのひら怪談」が刊行されてから10年目なのですね。
早いものです。

800文字ならば原稿用紙2枚だし、私でも書けるかも知れない。
そう思って、今は無きオンライン書店ビーケーワンのコンテストに投稿したのが切っ掛で、それから800文字の面白さに取り憑かれてずっと書き続けています。


800文字の掌編はなかなか本にならなかったり、出版社からの依頼もないという難点はありますが、読みやすくて書きやすい、そしてイベントとの相性の良さがいいところも魅力的です。


今年は大阪だけでなく広島県尾道でも「尾道てのひら怪談」が開催されています。SUNABAギャラリーの展示企画中には「ひらかた怪談サークル」とのコラボイベントも開催することが出来ました。

尾道てのひら怪談

onomichikwaidan.wixsite.com


こうやって様々なイベントと共に「てのひら怪談」の輪が全国に広がって、長くブームとなって続いてくれることを願っています。

私のような未熟な作家が本来ならば審査員という立場にいるべきではないのでしょうが、企画の主催者であり800文字Loverの1人として参加しているということで、お許しください。


今回も多くの方のお力添えがあって、無事イベントを終えることが出来ました。
前回の反省点を踏まえ、展示方法を変えてみたり、要望を受けて、新しいイベント企画を盛り込んでみましたので、今後の為に何か要望やご意見がありましたら遠慮なくメールでお知らせください。

メールアドレス】osaka_kwaidan@yahoo.co.jp

 

 どの作品も読んでいて本当に面白く、楽しかったです。先に応募作品を読んだ後に、山下昇平さんのイラストを見てまた楽しめたるのは、審査員の特権でしたね。
「大阪てのひら怪談」というイベントをお祭りのように楽しんでいただけるよう、今後も審査員の先生方と共に考えながら企画を進めていきたいと思います。

 

田辺青蛙

 

関連サイト

hirakatakwaidan.blog.fc2.com

 

sunabagallery.com