応募作59

「T教授の論文より」

たなかかなた

「大阪人」という人種の特徴として、明るく、陽気であるということが挙げられる。
だが、なぜ彼らはこの様な特徴を持っているのだろうか。この謎について今回、我々は調査した。
結論から言うと、彼らが主食としている食べ物が原因であった。「粉もん」である。たこ焼きや、お好み焼きに代表される食べ物で、大阪人は日常的に食べている。この粉もんの主原料は、小麦粉と呼ばれる、麻薬と同じ成分を含んだ粉だ。体内に摂取すれば、麻薬と同じ様に脳の神経系が活性化し、ドーパミンが放出され、快感を生み出す。また小麦粉には強い依存性があり、そのため大阪人は常に粉もんを求めてしまうということがわかっている。
大阪人が陽気で、明るいのは小麦粉によって常に、いわゆるハイな状態になっているからである。つまり大阪人は薬物依存症であると言えるだろう。
我々は小麦粉を危険ドラッグに指定し、早急に大阪人の薬物依存を治療し、彼らを救わなければならない。